kiyomizuzaka48の日記

一日一日を楽しく暮らしている老人の暇つぶしです。使用しているカメラはZ50とZ6とCOOLPIXーW300です。適当に撮って楽しんでいます。

曽根崎の天神

この神社の奇抜なディスプレイにはいつも驚かされるのだが、この神社の由来は大変古い。神社のホームページによると、1300年の歴史を持ち、現在も曽根崎・梅田の総鎮守の杜ということだ。この土地(曽根崎)はもともと大阪湾に浮かぶ小さな島であって、住吉須牟地曽根ノ神を祀っていたということで、菅原道真公が筑紫へ左遷配流されるときにこの地に寄り、歌った歌から、露天神社と呼ばれるようになった。曽根崎という地名になったのは南北朝の頃、地続きになったので曽根洲から曽根崎になった。

江戸時代に遊女と手代の心中事件がこの神社の境内であったが、その事件を近松門左衛門人形浄瑠璃の物語として台本を書いたところ大人気となり、大勢の人が参詣に訪れるようになった。それから事件の中心人物である遊女の名前お初からこの神社が人々からお初天神と呼ばれるようになった。