kiyomizuzaka48の日記

一日一日を楽しく暮らしている老人の暇つぶしです

f:id:kiyomizuzaka48:20210607154449j:plain

著 者:高野悦子
ボケっと年金生活を送っていた時に、書店でこの本を目にした。50年近く前に出版された本が、文庫版になり、版を重ねてまだ書店で売られていることに驚いた。この本を読んだ頃は私は学生だったので、彼女の学生生活の様子などはある程度想像できたが、マスコミで大騒ぎするような感動は持たなかった。同じころ書店で見かけた長沢延子「友よ私が死んだからとて」のほうが、著者の突っ張り具合が、私が学内で見かける突っ張った女子大生たちと似ていたので本の内容をよく覚えていた。しかし、「二十歳の原点」が現在も書店で売られているとは想像もつかなかったし、発売当時はあまり話題にならなかった長沢延子の詩集が今年刊行されていることにまた驚いた。


今著しくいろいろなことが変化しているように思えるのだが、今変化していることはこれからも変化し続けるだろうけれど、今変化をあまりしていないことは、これからもあまり変化しないのではないだろうか。


若松孝二監督「11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち」で、三島由紀夫が死んで時が経ってから、三島夫人は空に向かって叫んだ「あなた!何も変わってないわ」