kiyomizuzaka48の日記

一日一日を楽しく暮らしている老人の暇つぶしです。使用しているカメラはZ50とZ6とCOOLPIXーW300です。適当に撮って楽しんでいます。

オリンピック話

各スポーツ紙などで大評判の、新体操ウズベキスタンチームの「セーラームーン」コスチュームは驚きでした。ウズベキスタンについては中央アジアイスラム教徒の多い国というイメージだったので、そこまでやるのか!という思いで見ていました。今回のオリンピックでは、いろんな地域の文化についても認識を新たにさせられました。空手女子61㎏超級ではエントリーした10人の国は日本、中国、イタリア、スイス、アゼルバイジャン、エジプト、カザフスタン、イラン、トルコ、アルジェリア。これを国連の地域分けに従って分けると、アジア6人、ヨーロッパ2人、アフリカ2人となります。アジアを詳しく見ると、日本と中国は東アジア。アゼルバイジャンとトルコは西アジアカザフスタン中央アジア。イラン南アジア。外務省のデーターに従って宗教的に分けると(国民の多数派で分けると)、イタリアとスイス(59.6%)はキリスト教、日本と中国はその他、残り6か国はイスラム教。頭にしっかりと黒い布を巻いていたのはイランとエジプトの女性。イランは外国人観光客にもスカーフを頭に巻くように指示する国ですが、エジプトは服装にはかなり緩い国です。試合結果はヨーロッパ勢と日本人は予選で敗退。金エジプト、銀アゼルバイジャン、銅中国とカザフスタン

さて、こうしてみてみると私たちが普段マスコミ(バラェティー番組など)で受け取っているイスラム国の文化について、かなり偏っているように思えます。私は家の宗旨は仏教ですし、正月には神社にお参りします。年金生活するまでは、イスラムの国や文化について良いイメージを持っていませんでした。しかし、観光旅行などでそうした国や地域に行ってから、少しずつ認識が変わってきたので、日本人が書いたコーランの口語訳を読みさらに「あれ?」となりました。でも今回のオリンピックはやはり私の認識を大きく変えてくれました。

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