kiyomizuzaka48の日記

一日一日を楽しく暮らしている老人の暇つぶしです。使用しているカメラはZ50ⅡとZ6ⅢとCOOLPIXーW300です。適当に撮って楽しんでいます。

蜻蛉(あきつ)の国(くに)

夏樹螢石 写真展ー蜻蛉(あきつ)の国(くに)ー

京都写真美術館ギャラリー・ジャパネスク2F

この人は独学で写真を学んだということで、最近自分のプロフィールに「独学」という言葉を入れる人が増えたような気がする。XX氏に師事するという言葉は必要でなくなってきたのかもしれない。素人がプロの写真家についてあれこれいうのは禁じるべきことなのかもしれないが、なんとなく枠に嵌っていなくて、自由に撮っているように感じた。

蜻蛉は一般にはカゲロウやトンボと読むのだが、その意味からアキツとも読むらしい。詳しくは自分で調べてください(微笑)。とにかく万葉集日本書紀にも出てくるように、日本人には昔からなじみ深い虫で、日本列島のことを「秋津(アキツ)の国」と呼んだのは、列島のかたちがトンボに似ていたからといわれたり、戦国時代には「勝ち虫」とも呼ばれ、その姿を兜に表現した武将もいる。私が読んだ本ではある時代の人たちはトンボを死者の魂とみていたようで、日本の文化に深くかかわっている虫だ。またこの写真展では、沖縄でしかいないと思われていたある種のトンボが滋賀県でも発見されたという話から、気候の変化に伴う生態系の変化について、マスコミの報道しない重要な知識を与えてくれる。

題名を「蜻蛉(あきつ)の国(くに)」と読み仮名をふったのはどういう意味なのかその場で、本人に聞けばよかった。