kiyomizuzaka48の日記

一日一日を楽しく暮らしている老人の暇つぶしです

ドライブ・マイ・カー

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ドライブ・マイ・カー 2021年 日本

監督:濱口竜介

原作:村上春樹「ドライブ・マイ・カー」

俳優:西島秀俊三浦透子霧島れいか

 

私は村上春樹小説のファンでもないし、この監督の映画作品も今まで観たことがない。ただ久しぶりに映画を観たくて調べていたら目についたので観ただけ。村上春樹のデビュー作「風の歌を聴け」以後、何冊かは読んだが、どういう内容だったかまるで記憶にない。かすかに覚えているのは「パン屋再襲撃」ぐらいかな。それは彼の描く世界観のようなものに違和感を感じたからだと思う。とくにその登場人物に大きな違和感を感じたからだと思う。そのことを確かめられるかなと映画を観たら、やっぱりそうだったと思った。見ている世界、感じている世界が違うんだ。

映画の方は、原作を読んでいないので、とんちんかんな感想になりそうだが、あえてここに書くと、劇中劇はいろんな言語で展開されていて、映画の観客は字幕で多言語を日本語で理解できる。しかし、劇の観客はこの多言語にどのように対応したのだろう。もし、様々な『境界』をこの演劇空間で溶かしてしまうと意図したのなら、どのようなシステムを観客に用意したのだろうか? 劇の長いセリフによるエンディングは監督が最も強調したいことだったんだろうか?