眷属と仲間たち
ウイグルのトルファン郊外にあるベゼクリク寺院の中の15号窟に描かれた仏教画を、龍谷ミュージアム内にデジタル復元したもの。
この壁画は誓願図といわれ、日本仏教には馴染みのない、過去仏・現世仏・未来仏という概念で描かれている。詳しくは自分でググッテ下ださい(苦笑)。
唐の時代に胡といわれた(他の時代にも中華帝国の外の人たちは胡と言われたが、唐の時代の胡はかなり限定的地域の人たちに使われている)人たちは主にイラン系ソグド人(現在のウズベキスタンやタジキスタン周辺にその故郷があるといわれている)で、
紅毛碧眼と言われていたが、この誓願図にもそれらしき人が描かれている。