kiyomizuzaka48の日記

一日一日を楽しく暮らしている老人の暇つぶしです

養老先生

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今週のお題「そうめん」年中食べてる。茹で時間が短いので重宝している。現在は冷たい麺つゆで食べることが多い。

 

「養老先生、病院へ行く」

著 者:養老孟司、中川恵一

発行所:株式会社エクスナレッジ

ここでも養老孟司らしいいろんな論理が展開されているが、ここでは統計に関する発言を引用する。

【統計というのは、個々の症例の差異を平均化して、数字として取り出せるところだけにデーター化します。逆にいえば、統計においては、差異は「ないもの」として無視しなければなりません。

差異というのはノイズです。先ほど「現実の身体というのはノイズだらけ」と言いましたが、統計を重視する医療の中にいると、データーから読み取れる自分が本当の自分で、自分の身体はノイズであるということになってしまうのです。

本来、医療は身体を持った人間ををケアし、キュア(治療)する営みです。それなのに、患者の身体がノイズだというのは、おかしなことです。

統計は事実を抽象化して、その意味を論じるための手段にすぎません。統計そのものに罪があるわけではありませんが、要は使い方の問題です。】

 

この本でヤマザキマリ東京造形大学客員教授ということを初めて知った。歴史の知識が物凄い漫画家とだけ思っていた。