私が王家の谷ラムセス3世の墓で撮った写真です。
右上の画を拡大したものが下の写真です。
古代エジプト絵画を代表するポーズである、顔も足も横を向いているのに胸は正面を向いています。
同じ場所にかいてある画でも、左下を拡大したものが下です
ごく普通に描かれています。なぜでしょうか?何か特定の意味があってこのように描き分けられたのではないでしょうか。
私は中学校の美術の時間に、美術担当教師から「エジプトの絵はおかしい。顔と足が横を向いているのに胸が正面を向いているなんて」と教えられた記憶がある。そして去年構図から絵画を鑑賞するという内容の本を2冊読んだのだが、2冊とも「エジプト絵画はおかしい」と書いてあった記憶がある。しかし本のどの部分に書いてあったのか付箋を貼っていないので、探せていなくて、本の名は出せません。記憶違いかも(汗)
次回はエジプト美術の本から。
今回の私の撮った写真の2枚目をよく見てください。顔は横を向いているのに目は正面から見た絵です。片方の目だけしか書いていないから横から見た目にみえるだけです。古代エジプト絵画を批判する人で、目のことを書いている人はまだ見たことがありません。ここから話が始まります。